Hot純水乾燥装置は、ワークを温度管理された温かい純水の層に浸漬させ、その後ワークをゆっくり引き上げることで、ワークを乾燥する装置です。
ワークを純水に浸漬させるとワーク表面に水が付着しますが、ワークをゆっくり引き上げることで水面の表面張力が働き、ワーク表面の水が純水層に引き込まれ、乾燥状態となります。
Hot純水乾燥は、ミスト汚染や乾燥じみ無しにワークを乾燥させることが出来るなど、多くのメリットがある乾燥方法になります。
洗浄は問題ないものの、”乾燥”で困っている方は意外と多いのではないでしょうか?

| 特長 | |
|---|---|
| 1 | ミスト汚染や乾燥ジミなし |
| 2 | 小さいワークから大判ワークまで対応 |
| 3 | 引火の危険性なし |
| 4 | ゴミの再付着なし |
| 5 | メンテナンスが容易 |
| 6 | 大判ワーク対応が容易 |
| 7 | 温水によるリンス効果が大 |
| 8 | カスタム仕様の容易な装置設計対応可 |
| 9 | 枚葉乾燥、バッチ乾燥対応可 |
| 10 | 市水で問題ないワークの場合水道水で装置化可能 |
| 11 | 装置価格が比較的安価 |

Hot純水乾燥後のマスク
■Hot純水乾燥プロセス
温水層へ → 浸漬 → 引き上げ(乾燥)


表面張力を利用し乾燥